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呟き(ずっと仮題)

いつもより楽しい城の歩き方~名古屋城編~

集合時間より早めに名古屋に行きまして。。。折角なので、名古屋城を見学に行きました。




もちろん一人で




で、名古屋城の見学紀を普通に書いてもいいんですが、城の楽しみ方を書きたいと思います。

中学校時代、地歴部ってのに所属してまして、そのときの顧問のF先生(結構有名らしい)に教えてもらったののぱくりですが、普通に見るよりはずいぶん楽しいかと思います。






まず、城とは何か?
言うまでもなく、防衛拠点です。攻めてくる相手から防ぐようにできてるわけですね

城の面白いところを見つけるためには、攻める人・守る人の視点に立って見ることが大切です。


城を見学するときは、そとから入って天守閣へ向かうので、攻める人の視点で見るのが普通ですかね。



では、いざ!名古屋城へ!



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天守閣の遠くからのズームです



あ、ちなみに城って天守閣周辺(内堀より内側)を思い浮かべる人が多いと思いますが、平城とか平山城は、めっちゃ広いですよ~。
一番外の備えから考えると、半径2キロぐらいあったりするんじゃないですかねえ?
武士の住むところが城の中に入ってますからね(^^;;






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東二之門


城を見るとき一番面白いのは、天守閣だと思いがちですが、個人的には門が一番面白いと思います。
門には、『門の法則』というものがあります。


それは、門をくぐったとき、次の門が見えないということです。


考えてみたら当然ですよね?
次の門が見えたら攻め込んだ兵士はそこに向かいますから。
兵士が天守閣につくのを早くするだけです。

この写真の門のように、くぐったらすぐ城壁があって、曲がらなければならない門が多いです。
兵士は槍を持っていたりして、重装備なので、いきなり曲がり角があると、渋滞して動きがとれなくなってしまいます。
そこを、弓矢や火縄銃でつるべ打ちがスタンダードです。


ちなみに姫路城では、逆に、次の門がくぐってすぐ見える位置にあるところがあります。
次の門は、おとりなんですよ。実は天守閣に一番近い道に見えて遠回りになってます。


話がそれましたが、ここは、本丸へ続く門で、堀に橋がかかってて、その先にこの門があります。
本丸へ続く門としては少々頼りない感じがしますね(焼失してあとで立て直されたものなのかな???)。





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天守閣に続く門



またまた門です。本当に防ぎたいなら、この門のように鉄板で表面を覆います。
これは、防火です。門は閉めてたら大丈夫なものではないですからね。近寄らなくても、火矢をいかければ、燃やされて終わるので、鉄板で覆って防火します。

ちなみに、門は全部、内開きっていうんですか?守ってる人側に開くようになってます。

これも当然守るための工夫です。

例えば、この門なら、中に大きな岩石を置いておけば、絶対中に入れなくなりますよね?(簡単には出れなくなっちゃいますが(^^;;)
上へよじのぼるわけにもいきませんし。。。




そんなこんなで、城には色々な工夫があります。一度そういった視点で見てはいかがでしょうか???







いつもより楽しい城の歩き方~名古屋城編~_b0044482_0555682.jpg

オマケ:なぜか堀に住んでいる鹿








金の鯱はどうした?天守閣内部はどうしたって???





エレベーターのついた天守閣なんざ用はねぇよヽ( ´ー)ノ フッ





=天守閣を階段で登って後で後悔したユダ
by judas121 | 2005-09-15 00:58 | 学問
ネタにまみれた業務請負会社勤務?の日常(旧題:ユダの呟き)
by judas121
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プロフィール

 得意な科目は『理科』・『社会』の自称社会派理系。
 理系大学院を出たにも関わらず、何を血迷ったか文系職に。
 血反吐を吐きながら、成長を続けている(と信じている)。

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